森見登美彦の『四畳半神話大系』成就した恋ほど語るに値しないものはない。
前語り
前回は森見さんのデビュー作である『太陽の塔』について書きました
今回は、僕が読んだ森見登美彦さんの初めての本、『四畳半神話大系』について書いていきます!!
この作品はアニメ化もされていますね!
アニメ版は小説と少し違っているのですがこちらもオススメですよ^^
目次
まずですね、この本を読んだとき色々衝撃を受けました!まずこの小説自体が面白語りのオンパレードで衝撃を受け、後にこんな作品を量産している森見登美彦という作家がいるということに衝撃を受けました。何分、森見登美彦という作家さんを知らなかったときでしたので、、
以来ファンです。
この小説の主人公も、前作の『太陽の塔』と相も変わらず、冴えない男子大学生が主人公です。そして舞台は京都。大好きな組み合わせです!そんな森見登美彦ワールド全開な作品ですどうぞ!
あらすじ
大学三回生の春までの二年間、異性との交際、学問への精進、肉体の鍛錬などなど、実益のあることを何一つしてこなかった「私」
ぴかぴかの一回生の頃の「私」は、色々なサークルの無数に開かれた扉に、「薔薇色のキャンパスライフ」を夢見ていた。
だが、現実はどうしたことか!?今では捻くれ続けるだけの人間になってしまった!どこで間違ったのか?あのとき別のサークルを選んでいれば違ったのか?あのとき小津と出会っていなければ違ったのか?
「私」が選んだ四つの道から繰り広げられる並行世界で、個性的な仲間たちに出会い、不毛で無意義な大学生活を送るキャンパスライフ物語。
登場人物紹介
「薔薇色のキャンパスライフ」を夢見るも巡り合わせで無意義なライフを送る「私」
どの世界でも「私」に出会って全力で駄目にする悪友「小津」
蛾が大の苦手な一年下で理知的でクールな黒髪の乙女「明石さん」
大学八回生で胡散臭さと高貴な感じを併せ持つ自由人「樋口師匠」
歯科衛生士で美人だが酔っぱらうと人の顔を舐めようとする「羽貫さん」
男前だが「香織さん」というラブドールと同居している「城ヶ崎」
などなどの個性の強力な人物が沢山!魅力的です。
こんな人たちに囲まれて生活できたらどんなに楽しいことか!!退屈しませんね!でも、ストレス溜まりそうです!
僕のお気に入り「語り台詞」10選
「分からんか、思いのほか阿呆だな。つまり私は、君も知っているこの女性、明石さんの縁を誰かと結ぼうとしている」
「ようするに、貴君か小津君かのどちらかだ」
「もちろん、自分では天誅だと思っている。しかし、世間の人間から見れば、阿呆の所業だ」
「我々は運命の黒い糸で結ばれているというわけです」
「小津、貴君はなかなか見所があるよ」
「師匠、ありがとうございます」
「しかし友のために骨を折るといったって、本当に折ることはないだろう。貴君は救いがたい阿呆だな」
「僕なりの愛ですわい」
「そんな汚いもん、いらんわい」
「あのね、君。俺は、俺のような人間を理解できるような女性は嫌だ。もっと何かこう、ふはふはして、繊細微妙で夢のような、美しいものだけで頭がいっぱいな黒髪の乙女がいい」
「またそんな意味不明のわがままを言う」
「小津を見たまえ。あいつは確かに底抜けの阿呆ではあるが、腰が据わっている。腰の据わっていない秀才よりも、腰の座っている阿呆のほうが、結局は人生を有意義に過ごすものだよ」
「本当にそうでしょうか」
小津が入院している間は、明石さんが小津の役割を華麗に代行し、城ヶ崎氏の自転車を一夜のうちに五輪車に作り替えてみせた。
私は綿密に物事を分析して分析して分析し尽くした挙げ句、おもむろに万全の対策を取る。むしろ万全の対策が手遅れになるほど分析する人間である。
成就した恋ほど語るに値しないものはない。
後語り
森見さんの小説の良いところは、
登場人物の住む場所や通った道など詳細な京都の町並みが書かれているので、
まるで京都に行った気分になれるところです!
僕、京都行ったこと無いんですけど、小説に出てきた所の地名はけっこう覚えていて、もう馴染み深くもあるほどです^^ホントかな、、
学生時代の修学旅行は残念ながら京都じゃありませんでしたTT
行ってみたいです。
それから、なんと言ってもあの古風でチャーミングな独特の言い回しが良いですね!森見さんの物語の登場人物は、大学生こんな喋り方しないだろ!っていうような喋り方をするんです。そこがハマっていく大きな要素なんですけど。登場人物が喋っているのを見ているだけで面白い。こんな友達欲しい!こんな人たちと生活したい!って想像を膨らませてくれます。ほんと素敵な作品です。
あ~大学生になりたいな。阿呆な。
あとはですね、皆には凄くどうでもいいと思うんですけど、僕は「明石さん」みたいな女性とお付き合いしたいと常々思っております。そして京都ではしご酒するのです。夢です。
ツンとした佇まいと性格の中でありながら、可愛らしい一面もある。黒髪ショートだし!理想な方ですね^^明石さん。
4月7日公開の「夜は短し歩けよ乙女」楽しみですね!やっぱり、黒髪の乙女は理想ですね^^
今度は、小説「夜は短し歩けよ乙女」について書きたいと思います。
またね~
こちらにも載せておきます^^良かったら見てみてください!!
【江ノ島編】写真つきで江ノ島観光行ってきたまとめ。
前記事【鎌倉編】鎌倉観光に行ってきました!!の続きです。
ということで江ノ島編です。
今回も撮ってきた写真を載せながら旅の記録としたいと思います^^
目次
江ノ電
前回の鎌倉編は高徳院で終わっていましたね。今回は江ノ電に乗るために、高徳院から長谷駅に歩いて向かいます^^歩いて5分ぐらいで着きました。
ギシギシ鳴っていて、ローカル感が出ていました。
江ノ電で江ノ島駅まで行ったんですけど、その間の窓から見える景色はほとんどが住宅街でした。住宅街に密接に挟まれていで、「家近い!近い!」ってなるぐらい。
これが江ノ電!!ってちょっとだけ感動しました。あとですね、江ノ電の床は木なんですよ!これにも新鮮さを感じでちょっと感動!!
何でこんなことで感動しているかというと、鎌倉に憧れていたんです。特に江ノ島と江ノ電!理由はこれです!!
ASIAN KUNG-FU GENERATIONのアルバム「サーフ ブンガク カマクラ」です!!
僕、アジカン大好きで、特にこのアルバムお気に入りです!!!
なんとこのアルバム、収録曲すべての曲名に江ノ電の各駅名が使われているんです!
収録曲で僕が特に好きなのが「江ノ島エスカー」かな。
だらっとした雰囲気の曲が多いので、好みかな?って思ったら是非聞いてみてください^^
江ノ島
江ノ島駅に到着です!
これから江ノ島に向かう人たちでいっぱいでした。
雰囲気の良い駅ですね。
駅を出てすぐの道に差し掛かるところに設置された車よけには、
可愛い小鳥たちが留まっていました^^癒されます。
ボーダーのニット可愛いですね。
江ノ島弁天橋
道なりに歩いていくと、江ノ島に続いた床の赤い橋に来ました。この橋は江ノ島弁天橋というようです。後に知りました。
ここいらで雨がぽつらぽつら降ってきちゃいました、、、気を落とさず、ズシズシ進みます!
着きました!江ノ島!!
入口付近にはお店がたくさん並んでいます。気になりますね。でも、まずは頂上を目指して坂を登っていきます!
エスカーのりばとエスカー
途中まで登ると、エスカーのりばにたどり着きました。これを使うと頂上まで4分でたどりつけます。
全区間 大人 360円、小人 180円
先ほども言いましたが、アジカンの「江ノ島エスカー」大好きでして、今回の江ノ島観光でこれに乗るのがすごく楽しみでした!ワクワクです^^
ごめんなさい、中は写真を撮っていなかったので拾ってきた画像です。
ただただ長いエスカレーターでした!!!
これは楽ですね、間違い無く!!
快適に頂上に着きました。こんな感じになってるんですね。
弁天様を祀っている社もありました。
エスカーは帰りはやっていないそうで、頂上から下るときは歩きだそうです。そのため、江ノ島のふもとまで歩いて戻りました。
途中、名物のタコせんべいを食べました。でかい^^
実はこれ、本物のタコを1トンのプレス機で真っ平らにしてるんです!!
「ぎゃあ~~こえ~~!!!」
プレスされているときの「きゅ~~」っていう音は、タコの断末魔だと言われています。でもお味は最高。おいしいです。そしてタコせんを狙う鳶に注意しながら帰りました。
始めて行った鎌倉・江ノ島旅行。満喫できました!
雨が降っていなければなお良かったのですが、天気にそんなこと言ってもですね^^楽しめたので良しとします!
いつかまた機会があれば行きたいですね。その時は暑くてかんかん照りの日がいいな^^
僕の旅行記、ここまで見てくれてありがとうございます!
またね~
前の記事も載せておくので良かったら見てくださいね^^
パスタ専門店「鎌倉パスタ」と、源頼朝ゆかりの地「鎌倉」の関係性は!?
今回は「生麺工房鎌倉パスタ」と「神奈川県の鎌倉市」との関係性について調べてみました。
実はこないだ鎌倉旅行に行ってきたんです^^
それもあって、ふと疑問に思ったので調べてみました。
これがその時の記事です↓ 良かったら見てみてください!
では、本題へGO!
目次
生麺工房鎌倉パスタとはどんなお店?
株式会社鎌倉パスタが展開する、パスタを提供するレストランです。
お座敷と鎌倉彫りの内装をあしらい、「和」を基調にした落ち着きあるシックな空間が魅力だそうです。面白いことに、ここではお箸でパスタを食べます。
「株式会社鎌倉パスタ」は「サンマルクカフェ」の親会社でもある「株式会社サンマルクホールディングス」の子会社にあたるようです。
仙台でサンマルクカフェの上階に鎌倉パスタを見かけたのもこれで納得です。
「生麺工房鎌倉パスタ」と「神奈川県鎌倉市」の関係性
のちの鎌倉パスタさんが、新しいパスタ屋さんを創ろうとした時に、
「生パスタをお箸で、和風のくつろげる空間でお召し上がりいただきたい」
というコンセプトがあったそうです。
そのコンセプトをもとに内装、外装をイメージし、畳を取り入れ、和風の空間を作り、ここに付けるピッタリな名前を探した結果、「鎌倉」がピッタリのイメージだったそうで、「鎌倉パスタ」という名前になったようです。
しかし、調べている中で、関係性は全くないという意見もちらほら目にしました。
イメージ・名前以外で鎌倉に関係することは見つけられませんでした。生麺工房鎌倉パスタを展開する「株式会社鎌倉パスタ」の本社も、親会社の「サンマルクホールディングス」も、岡山県岡山市にあるようです。麺製造法も、鎌倉に伝わる伝統技術で作ってます!とかではありませんでしたし、
見つけられた関係性は、店名を付けるときに、コンセプトの「和」=「鎌倉」のイメージから取ったということだけでした。
鎌倉パスタの生麺とは?
鎌倉パスタで提供する生パスタは、
デュラム小麦のセモリナを100%使用しています。
デュラム小麦と言うのは、タンパク質を多く含んだ非常に硬い小麦の品種です。
セモリナと言うのが、挽き方の名前でして荒挽き粉のことを指します。
「強力粉」や「薄力粉」に比べると粗くて大きい粉です。
つまり鎌倉パスタの生パスタは、デュラム小麦の荒挽きを使用しているということですね。
おいしそう^^僕きのこ好きなんですよね
デュラム小麦は乾燥パスタに使用されることが多いようです。生パスタはパン小麦(普通小麦)で作られることが多いようです。それにもかかわらず、デュラム小麦で生パスタを作る鎌倉パスタさんは、そこにこだわりのようなものを感じますね^^
なんと、イタリアでは乾燥パスタはデュラム小麦のセモリナでなければならないという法律があるようです。
へえ~、本場イタリアと一緒ってことですね^^こっち生パスタだけど、、
後語り
正直思っていたよりも、鎌倉パスタと鎌倉市の関係は希薄でしたね、、和のイメージがぴったりだから鎌倉、ですか、、ん~、なるほど、、ねぇ、って感じです^^
調べる前は、これにはきっと壮大な理由があるに違いない!って勝手に思っちゃってました^^
結果に不満とかはありませんよ^^
鎌倉パスタ好きですし。パンの食べ放題とかテンション上がりますし。ドリンクバーもあるし。急須でお茶まで入れられるし。店内は綺麗でおしゃれですし。
おしゃべりに花を咲かせられます(^◇^)
またね~
鎌倉関係でこっちにも載せときますね^^
よかったら見てください!!
【鎌倉編】鎌倉観光に行ってきました!!次回江ノ島編
人生初の鎌倉!行ってきました!!
ルートは、
東京→北鎌倉駅→円覚寺→鶴岡八幡宮→小町通り→鎌倉駅→高徳院→江ノ島っていう流れです!途中まで雨が降っていましたが、楽しい時間を過ごせました!
ところどころ写真を撮ってきたので、記録していきたいと思います!
ではさっそくレッツラゴー!!
目次
鶴岡八幡宮
雨が降っていても沢山の人がいました。さすが鶴岡八幡宮ですね、春休みのせいもあるのかな?
源頼義が1063年(康平6)、由比郷鶴岡に京都の石清水八幡宮を勧請し鶴岡若宮を称したのが始まり。源頼朝は1180年(治承4)に現在の地に移し、鎌倉のまちづくりを開始、1191年(建久2)には火災を機に、上下両宮の現在の体裁となる。本宮前から、若宮大路を中心としたまちが望める。
拝観・入館料:大人(中学生)200円 小学生100円
小町通り(こまちどおり)
ごめんなさいTT
ここの写真は撮っていませんでした。
ここでは、しらす丼を食べました。他にも目を引くようなお土産屋さんや食べ歩きの屋台があって退屈しません。おいしかった^^
鎌倉駅東口から鶴岡八幡宮まで、若宮大路と平行に走る通りで、伝統的な土産物屋からファッショングッズまで幅広くショッピングや食事、喫茶が楽しめる。
高徳院(鎌倉大仏)
ここは晴れていました^^大仏は想像以上の大きさで見上げてばかりいました笑
写真撮影に夢中な観光客の方々でいっぱいでした。
僕もその中に混じって写真をパシャリ
よーし!大仏様のお顔をSNOWで撮ってやるぞ!!(どうせ認識しないんだろうな…)と、スマホのカメラを向けると、、
なんと!認識してくれました!!
嬉しい!!!可愛い笑^^
ってとこまでいって、罰あたりすぎる行動だということに今さら気付き、、ごめんなさい、、、
気になる人は是非行ってみてください!良いところですので!そしてSNOWを大仏様のお顔に向けてみてください^^
大仏の前方に設置された、御利益がある?煙です。正式名称は分かりません笑
僕は頭がよくなるように、頭に煙をふわりとかけたら、その日シャンプーするまで臭いが取れませんでした。御利益あったかな?
やっぱりでかいですね!
像高約11.39メートル(台座を含め高さ13.35メートル)。
重量約121トン。
巨人です。
少々猫背のようですね。そんな背中からはウイングのようなものが、、
中に入れるようです。知らなかった、、、
鎌倉大仏の名で親しまれている。大仏の高さは11.31m(台座を含めると13.35m)、重量約121tあり、現在の金鋼仏は1252年(建長4)に鋳造が始められ、仏像としては鎌倉で唯一の国宝に指定されている。完成当時は全身に金箔が施され、大仏殿内に安置されていたが、その後に地震や津波で大仏殿が崩れ、露座の大仏になっている。境内には、大仏を詠んだ与謝野晶子の歌碑のほか、3基の文学碑が立っている。
大人(中学生以上)200円 小学生150円
引用はすべて、鎌倉観光公式ポータルサイトからです。
後語り
あまり天気が良くなかったので、次行く時は天気の良い日がいいですね~
北鎌倉から鎌倉まで歩いて移動したのですが、その途中にも寺院が多く、見どころ満載でした。街並みも洒落たお家や、雰囲気の可愛いお店も多かったので、次はもっとゆっくりと雰囲気を味わいに行きたいです。
続きの江ノ島編です!
良かったら見てください!!
またね~!
僕の大好きな作家・森見登美彦の『太陽の塔』冴えない男子大学生の恋心
前語り
今日は私の大好きな作家さん、
タイトルの太陽の塔はこれ↓のことですね
小説の方の『太陽の塔』は森見さんのデビュー作であり、在学中に執筆した作品だといいます。2003年(平成15年)第15回日本ファンタジーノベル大賞受賞作です。
ちなみに僕が初めて森見登美彦さんの作品を読んだのは『四畳半神話大系』でした。そのときの衝撃ときたら、、
冴えない男子大学生で主人公である「私」の語りで物語が展開されていくんですけど、その語りがおかしくて、面白くて、背伸びし過ぎた思考と、詭弁とが溢れ出ていて、こんなに面白い文章があるんだ!って、それを読んで以来森見さんが書く文章の虜になりました!
『太陽の塔』も森見さんの作品に多い、冴えない男子大学生が主人公の作品となっております。
目次
あらすじ
ざっくりと言います
京都大学に在学するいままで女性に縁の無い冴えない男子「私」に、3回生の夏、「水尾さん」という一回生の恋人ができる。
喜んだのもつかの間、「私」は「水尾さん」に振られてしまう。
その後「私」は「彼女はなぜ私のような人間を拒否したのか」という疑問の解明のため、「水尾さん研究」と称して、長きにわたり「水尾さん」のことを研究し大量のレポートを制作する。
「水尾さん」から研究停止の宣告を受けるが、「私」はまだ足りないと言い、めげずに研究能力と調査能力と想像力をもって研究を進めていく。
研究を進めるうちに出会う「遠藤」という男
迫りくる「クリスマスイブ」の影
恐怖の生態「ゴキブリキューブ」
四条河原町で起こる「ええじゃないか騒動」
過去の「ソーラー招き猫事件」や、「水尾さん」と「太陽の塔」の関係
多くのヘンテコな事件の先に結局「私」は何を思い、どうなるのか・・・
という話です。
実に面白い!
ラストの方なんて、ただのストーカーまがいの「私」の行動も、ストーカーをするぐらい「あれ」だったんだなということが分かってきて、ため息交じり、でもすがすがしい、そんな気持ちにさせられました。
お勧めの一冊です!
僕のお気に入り「語り台詞」9選
彼女は知的で、可愛く、奇想天外で、支離滅裂で、猫そっくりで、やや眠りをむさぼり過ぎる、じつに魅力ある人間なのだが、残念なことに一つ大きな問題を抱えている。
「なげやりになってはいけないよ」
私が優しく諭しても、そんなときの彼女は何も答えず、風雨で剝げたサドルでただ私の尻をそっと冷やした。
ここまで読んだ読者にはお分かりのことと思うが、私はこだわりの男である。こだわり過ぎて前に進めないということが往々にしてある。
「俺が彼をつけ回し、彼は彼女をつけ回したうえに君をつけ回し、君は彼女をつけ回していたことになる。おそろしい街だ、ここは。愛憎の地獄絵図というやつだ」
「言っておくが、俺のはあくまで研究だ。あんなやつと一緒にしないでくれ」
「みんなが不幸になれば、僕は相対的に幸せになる」
クリスマスイブこそ、恋人たちが乱れ狂い、電飾を求めて列島を驀進し、無数の罪なき鳥が絞め殺され、簡易愛の巣に夜通し立てこもる不純な二人組が大量発生、莫大なエネルギーが無駄な幻想に費やされて環境破壊が一段と加速する悪夢の一日と言えるだろう。
「ああ、身体が痛い。尾骨が、恥骨が」
井戸がぼきぼき身体を鳴らしながら言う。ジャンパーを羽織っただけで朝まで畳に転がっていれば、身体も痛くなるだろう。しかし恥骨はおかしい。
クリスマスとはあの学園祭の集団的錯乱状態を全国規模に拡大したものと言える。
「愛情が歪んだ」という表現が使われるが、恋愛というものは始めからどこか歪んでいる。にもかかわらず、なぜ彼らはああも嬉しそうに、幸福そうに、ほくほくと満足しているのか。
僕の好みで少しピックアップしてみただけなので、
他にも沢山の心躍らせる語りがあります!是非見てみてください!!
余談
4月7日に公開される、夜は短し歩けよ乙女のアニメ映画で、森見さんがさらに注目を集めることになりそうですね
実は4月7日は僕の誕生日なんです!!
公開日が被ったことにけっこう嬉しさを感じております!
ではまたね~
あなたは一体なにになりたいの?ブログを始めたきっかけ
こんにちわ~
今回は僕がブログを始めるきっかけの話です。
いきなりですが、このブログを開設した当初、僕はある試験に落ちてしまって傷心していたんです。
まあ、今ではあの日を思い出して落ち込むことも少なくなってきて、次のチャンスにまた挑戦しようという気持ちにシフトしてきたんですけど、
冒頭からこんな話でごめんなさい笑^^
本題はこんな話じゃないんです!
僕がブログを始めるきっかけの話ですね!
僕がブログを始めるきっかけになったのはですね、別のところで「日記を書きたかったから」と言っていたのですが、
あ、これが別のところです↓
もう一つ理由があって、
「自信が持てる人間になりたかったから」
というものです!
自信を持てる人間になりたいからといって、なんでブログなの??ってなると思うんですけど、僕なりに考えてこうなったんですね
僕は昔から面倒くさがりやで、何をやるも続かない人間でした。唯一続いていたものと言っても学生の時の部活ぐらいで、あとは何も特別自慢できるものは見当たらないなと自分自身に感じていました。
当然このような気持では自分に自信なんて持てるわけもなく、かといって、そんな自分を打破するために行動を起こすわけでもなく、最低限のことはやっているものの、なんとも生産性の無い毎日だな~なんて思いながら過ごしていました。
で、近日、試験に落ちたことを期に、今までくすぶっていたのですが、今までの僕を打破するために、自信を持てるようになることを少しずつやっていこう!と思い立ちました。
そろそろ行動を起こさないと、これからの人生でもずっと自信がないまま退屈に生きていくことになるんじゃないかと焦り始めて。
自分を変えるための行動を起こさなければ!と思ったんです。
では、自分に自信を持てることをやると決めたのはいいのですが、何事も長続きしない僕はどうすればいいのかと考えたとき、行動を日記に記すようにすれば長続きするんじゃないかと思ったんです。
日記につけることで、過去の行動を見返すことができますし、日記を書かなければならないという気持ちが、原動力になると思ったんです。あと、書くと言うこと自体が勉強になるかな?とも思ったんです。
つまりですね、自分の身になることをやりたいけど、この気持ちすら長続きしそうにないから、日々ブログに自分の行動を記録することで、身になることをやらないといけないという意識が芽生え、長期的に実行できるのではないだろうか?ということです。
それで僕はブログに自分の行動を記録することにしたのです。今日は何をやった。考えた。勉強した。そんなことを綴っていければと思い始めたのです。
紙の日記じゃなくてブログにしたのは正直ただなんとなくですね。
一応理由を挙げるとしたら、人の目に触れるブログの方がしっかりやらなければと思うからかな?あと、紙の日記は少々かさばりますが、ブログは管理しやすいですし、どこでも書けますから。
そんなこんな考えて、僕は今ブログを書いています。自信に直結するような行動の記事はあまり書けていませんが、ブログを始めてからは僕にプラスなことが多いような気がします。知らないことを知れたり、文章を書くことへの苦手意識も減っていきました。
なにより、毎日更新とまでは出来ておりませんが、ブログをやめずに今でもこうやって書いているということが、ちょっとだけ自信に繋がりそうです。
読んでも、何も得る物の無い文章でしたが、読んでくださった、あなた!ありがとうございます!!今度は「自信につながる行動とはなにか?」を考えていきたいと思っています!!
これは前に書いたブログを始めた理由その1です。良かったら読んでみてください^^
またね~
日記って恥ずかしいものですか??
雑記でーす!
ブログを初めて2週間になりました。
最初は「日記を書く人に憧れた!」なんて言ってブログを始めてますが、まったく日記を書いていないですね、、、
そもそも日記って「日を記す」じゃないですか?自分が記したいことや、特筆すべきことなんて、そう簡単に起こらないんですよね?
って言って逃げてるだけです、、
よくある考えだと思いますが、ある人は、日々の日常に特別なことが起こらないとしても、感性を敏感にして、何事にも過剰に反応をしていれば、取るに足らない些細なことでも、その日だけの特別なことに変わってくれると。
日常に潜む小さな特別を見つけ出すことこそが日々を新鮮に過ごす秘訣だという。
半ばこじつけな気がしますが、、、
そして、その小さな特別を噛み締めて、言うのでしょう・・・
「今日も素敵な一日だった」と、、、
あ~恥ずかしい
本当に出来るのだろうか?こんな荒技?これって自己暗示のようなものですよね?僕は途中で気疲れしちゃいそうです。
でも、僕はそんな人間になりたい(ホントかな?)
こじつけでも、思いこみでも、そんなもので素敵な一日を手に入れられるのならば、喜んで自己暗示をかけますよ!
実際、思いこみの力って強いと言いますし、病人に名医が凄い薬だと言って渡したものが、ただのビタミン剤だったとしても治る出来事のように、
何が言いたいのかと言うと、
どんな料理でも、「おいしい!おいしい!」と言って食べる、
そういう者に私はなりたい。
なんとも恥ずかしい文章を書いてしまいました、、
でも、大体日記って恥ずかしいものですよね!
「日記に記す内容は忘れてしまいたい恥ずかしいものに限る」
またね~
これらは前に書いた雑記です^^良かったら見てみてください!